スタッフ紹介
坂野 真理
さかの まり
(精神科専門医・児童精神科医)

2003-2005年
日本医科大学医学部卒、東京大学医学部附属病院小児科入局。新生児科、小児科にて研修を積む。
2005-2008年
公益財団法人松下政経塾、第26期生として入塾。米国の無保険者が訪れる診療所で自殺を願う子どもたちと出会う
2008-2015年
医療福祉センター倉吉病院(鳥取県倉吉市)精神科にて児童思春期外来を開設
2010年
参議院議員選挙に出馬するが惜敗
2015-2016年
東京大学医学部付属病院こころの発達診療部
2016-2017年
英国キングスカレッジロンドンの精神医学・心理学・神経科学研究所(IoPPN)にて修士号取得
2018年-
虹の森クリニック(鳥取県倉吉市)開業
2020年-
虹の森センターロンドン開設
2025年-
イーリング地域の公立小学校のスクールガバナーに就任
資格
精神保健指定医、日本精神神経学会専門医・指導医、日本児童青年精神医学会認定医、日本医師会産業医、子どものこころ専門医・指導医
執筆文
Sakano, M & Snowden, N. (2018), "Paving the way for the future of child and adolescent mental health in Japan", London Journal of Primary Care, 10:4, 123-125, https://doi.org/10.1080/17571472.2018.1483002
Sakano, M., Mukherjee, R. and Turk, J. (2019), "Behaviour and adaptive functioning in children and young people with fetal alcohol spectrum disorders: a UK study", Advances in Dual Diagnosis, Vol. 12 No. 1/2, pp. 62-72. https://doi.org/10.1108/ADD-10-2018-0016
ひとこと:
子連れで渡英し、海外で子育てすることの様々な難題に私自身も親として直面しています。一人でも多くの日本人、日本の子どもたちが、厳しい海外の現実の中で楽しさと幸せを感じながら生きてもらえるように、お役に立てる場所をつくりたいと思っています。
川久保 友紀
かわくぼ ゆき
(公認心理師・臨床発達心理士)
2003年
筑波大学大学院博士課程修了(心身障害学博士)
2003年―2018年
東京大学医学部付属病院精神神経科およびこころの発達療部助教。主として幼児期から成人期までの発達障害を対象とした臨床及び研究に従事。
2003-2009年
筑波大学心理・発達教育相談室 非常勤相談員
2006年
国立精神・神経医療研究センター知的障害部 研究員
2016年~
在英
資格
臨床発達心理士(01908号)、公認心理師(第71554号)
所属学会
日本発達心理学会、日本児童青年精神医学会
ひとこと:
イギリスで生活していると、文化の違いに驚かされます。子どもの発達や人々の生活を考えるうえで、言葉や文化などの環境とお一人お一人が持っている個性とは深く関係しています。また、人生にも子育てにも正解はない中で、誰しも迷いや不安を持ってしまうものだと思います。苦しさや生きづらさを感じている時に、抱え込んだつらさを少しでも軽くしたり、自分らしく生きるお手伝いができたらうれしいです。
ミキュン ジオン
(発達プレイセラピスト・QBA🄬認定セラピスト)
学歴
2018年 韓国にて学士号取得(プレイセラピー)
2024年 韓国にて修士号取得(応用行動分析:ABA)
職歴
2018-2022年 韓国・ソウルにて発達プレイセラピストとして、子どもの発達を促すプレイセラピーや保護者の支援を行う
2022-2024年 韓国・ソウルにて、ABAセラピストとして、VB-MAPP、ELCAR, Socially Savvyを用いた個別療育に従事。ソーシャルスキルや不適応行動への対応も支援。
2024年ー現在 英国の特別支援学校にて自閉症や発達の遅れに対し、個別および集団への支援に従事。ソーシャルスキル、コミュニケーション、遊びを通じた学びなどをサポートしている。
資格
Qualified Behavior Analyst (QBA🄬)
Play Therapy Certificate (韓国)
ひとこと:
私は、すべての子どもは花のような存在であり、それぞれの花は自分の時に咲くものだと信じています。私の情熱は、一人ひとりの子どもの「春」が訪れるのを待ち、その「冬」がただ寒い季節ではなく、咲くための温かな準備期間となるよう支えることです。これが私のモットーであり、子どもたちと向き合う際の指針です。
イギリスに移り住んでから、言語・文化・環境が子どもの発達にどれほど強い影響を与えるかを改めて実感しました。私は、子どもにはそれぞれ固有の強みがあり、子育てや学びに唯一の正解はないと考えています。私の目標は、子どもと家族が自信を持ち、社会的な関わりを楽しみ、自分自身の道を喜びをもって歩めるように支えることです。






