おとなの相談
当センターでは、おとなの方を対象に、下記のようなお悩みについての相談をお受けします。
例えば・・・
・気もちの浮き沈みがある
・眠れない
・不安が強い
・子育てのストレスで苦しんでいる
・家庭内または職場の人間関係に悩んでいる
・小さいころからどうも人間関係がうまくいかないことが多かった
・仕事が長く続かない
・ミスが多い
・整理整頓がうまくできない
・なくしものが多い
・過去の強い記憶によるトラウマに今でも悩んでいる
当センターでは臨床経験豊富なスタッフが、下記のセラピーおよび心理検査を行っています。
セラピーはスタッフとの信頼関係を築き、安心して継続できるような雰囲気づくりができるように心がけています。
大人の発達障害に関して下記の講演録画がご覧いただけます(無料)。
発達凸凹とはどんな症状なのか、またどのようにつきあっていけばいいのかヒントがたくさんつまっています。
ぜひご覧ください! なお、虹の森センターでは大人の発達障害の検査・ご相談をお受けしています。
「集中できない?人づきあいが苦手?大人の発達凸凹と向き合う」(2021年4月24日開催)
心理相談
当センターでは、ご本人のこころの悩みに対して、科学的な証拠(エビデンス)に基づくセラピーを行っています。ご本人に合っていると考えられる方法をご提案しながら、もっとも効果のある方法を選んで頂けます。
認知行動療法
現在の多くの心理療法の基本となっている治療法です。抑うつや不安、イライラなど様々なメンタルの症状に対する効果が示されています。お薬のみの治療ではお薬をやめると再発することがありますが、認知行動療法には長期的な予防効果があり、お薬と合わせて行うことにも効果があります。
弁証法的行動療法
人間関係で情緒不安定になりやすい、極端に物事を捉えてしまう、イライラや情緒の不安定さが募ると爆発してしまい、自分を傷つけたり、物を壊したりしてしまうといった方に、現在もっとも有効性が示されている方法の1つです。不安定な時の対処法や自分の心を観察する方法、安定した人間関係をつくっていく方法を考えていきます。
EMDR
大人のトラウマに対して、薬による治療と同程度の有効性が示されている方法です。
目を動かしたり、タッピングをしたりするユニークな方法ですが、トラウマを語ることがより少なくすみます。
メンタライゼーション療法
対人関係の不安定な方で、特に幼少期からの家庭環境の中で辛い体験をしておられる方などに効果があります。相手の気持ちと自分の気持ちのやり取りを上手にできるように考えていきます。当センターでは、基本的な相談での会話の中に取り入れながら行います。
対人関係療法
気分の落ち込み、摂食の問題などに有効とされている方法です。
自分にとって一番大切な人との今の関係を考えることで、心理的な不安定さの改善につながるという方法です。
心理検査
日本語の各種心理検査を行っております。
必要な検査については、症状に応じてセンタースタッフが組み合わせを考え、提案させて頂きます。
大人の発達障がいの検査については、基本的に高度検査が必要となります。また、子どもの頃の様子が分かる
通知表・作文・作品をご提供頂くか、保護者への聞き取りが必要になる場合があります。
初回面談
(50分)
初回面談では、検査の目的、これまでの経過や必要な心理検査、実施にあたって私たちが把握しておくべき情報などを伺います。
必要な検査については初回面談後に提案させて頂きます。
検査実施
検査は、質問紙形式、インタビュー形式、ご本人と対面で行う形式の3つがあります。
質問紙形式の場合は、ご自宅で記入して頂きます。
対面の場合は検査1種類につき1~2時間程度、インタビュー形式は1~3時間程度かかります。
ご家族の方からの聞き取りの検査については別途1時間くらいかかります。
(検査結果
レポート作成)
検査終了後、当センターにて検査結果のまとめ作業およびレポート作成を行います。
この作業のため、約2週間ほどのお時間を頂いております。
英文の検査結果レポートをご希望の場合はプラス1週間ほどお時間がかかります。
検査結果
フィードバック
(50分)
検査結果のご説明については、オンライン、対面のいずれも可能です。
診断名をお伝えする場合は、診断名に関する解説なども加えてお伝えしています。
☆当センターで実施可能な心理検査一覧は下記をご覧ください。